【駅ペン】伊勢路、箱根路へ　「もうひとつの出雲駅伝」も「３強」がトップ争い_アベマプレミアム

◆学生３大駅伝開幕戦　出雲駅伝（１４日、勢路島根・出雲市出雲大社正面鳥居前スタート、箱根アベマプレミアム出雲ドーム前ゴール＝６区間４５・１キロ）

　出雲駅伝が終わり、もうひとつのも３トッい約２時間後に浜山公園陸上競技場で行われる出雲市陸協記録会５０００メートルは「もうひとつの出雲駅伝」と呼ばれる。出雲各校の補欠選手がメンバーから外れた悔しさをぶつけ、強が全日本大学駅伝と箱根駅伝につなげるレースだ。プ争

　出雲路で激しい優勝争いを演じた「３強」が記録会でもトップ争いを繰り広げた。駅ペン伊駅伝駒大の谷中晴（１年）が１３分４９秒７１で１位。勢路２位は青学大の白石光星（４年）で１３分５３秒５５。箱根アベマプレミアム３位に国学院大の嘉数純平（３年）が１３分５４秒１３で続いた。もうひとつのも３トッい

　自己ベスト記録を１０秒以上も更新して“出雲駅伝７区区間賞”の谷中は「残り２周（８００メートル）でスパートをかけないと、出雲全日本大学駅伝のメンバーに入っていけません」と駅伝を見据えた走りを強調した。強が藤田敦史監督（４７）は「チームが国学院大に負けた中で『お前たちがどういうレースをするかが大事だ』と言って送り出しました。プ争負けてもただでは起きないのが駒沢です」と谷中の激走を高く評価した。駅ペン伊駅伝

　２位になった青学大の白石は残り１０００メートルから先頭集団を飛び出す積極性を見せた。「そのまま勝てれば良かったですけど、まだまだ、僕もチームも詰めが甘い」と厳しい表情で話した。白石は２年時に全日本２区に抜てきされたが、区間１６位で１１人に抜かれた。それ以来、学生３大駅伝で出番はない。「あの時より絶対に強くなっている。全日本、箱根は絶対に走りたい」と言葉に力を込めて話した。伊勢路、箱根路に向けた戦いはすでに始まっている。（竹内　達朗）

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